なつかしのスターカレンダー1月分2012/01/04 13:02

2012年のカレンダーは、雑誌「スクリーン」65周年記念特別付録を採用することにした。1月はオードリー・ヘップバーンである。
代表作がいくつもあるオードリーだが、僕が好きな作品は「ローマの休日」。このカレンダーもその1シーンが採用されていてうれしい! しかもオードリーがこちらも見て、ニッと笑顔を見せているスナップもいい!! ジジイの年齢になった今もめろめろ状態になってしまいました、あはははは。
「ローマの休日」を初めて見たのはテレビ放映ものだったが、一目見て、多分国を越えて彼女のファンになった男性が多かったことだろうと想像できる衝撃があった。それほどチャーミングで、活発で、どこか初々しく、さらにみずみずしい感じがスクリーンを通して放射されてくるのだ。
特にラストシーンの王女に戻る彼女がグレゴリー・ペック演じる新聞記者に見せる笑顔は、思わず手を握ってしまうほどに我を忘れて「あーなんとかできないものか、このままお別れしてしまうのか」と地団駄踏んでしまったほどだ。あー、ジジイがこんなことで取り乱してどうするのだ(^^ゞ。
それともう一つ。グレゴリー・ペックがその会場を後に去る時の革靴の音が印象的で、アメリカ人は格好いい!と素直に思った。革靴のカーン、カーンという響きが非常に演出効果として生きていて、どんな音響効果に勝るものとなっていた。その音はハッピーエンドの音ではない。おそらく、この2人はこれで永遠に会うこともない人生を歩んでいくことを連想させるものでもあった。
その音が忘れられなくて、うぶな高校生は(僕のことです)「大きくなったら、革靴の似合う男になりたい」と、これも単純に思ってしまったほど。今も大きなスクリーンの劇場でぜひその音をもう一度聞きたいなあ。

さらば花畑団地!!2012/01/08 11:32

もう20年近く前から建て替え計画のあった東京都足立区内の花畑団地だが、どうやら昨年暮れ頃から本格的な工事に入ることになったもよう。特に古い棟の区域は高い塀が張り巡らされ、立ち入り禁止になっていた。僕はこの団地の7号棟304号室に、小学3年生から35~6歳頃まで住んでいた。
この団地に来る前は、名古屋市内の名鉄「ナゴヤ球場前駅」近くに住む親戚の家にお世話になっていたのだ。
花畑団地に住むようになって、大変だったのは、最寄りの小学校に通うのに約2キロほど歩いていくことだったことを思い出した。当時は登校途中に田んぼがたくさんあって、行きはつらいが、帰りはあっちこっち寄り道ができるほどだった。チョウチョの卵を見つけたり、ザリガニを捕ったり、名前の分からない虫を捕まえたり、ざくろを盗んだりして過ごしていた。さらに好きに遊べる空間がどこにでもあった、そんな田舎だったのだぁここは。
一方で、「肥だめ」といって、人間などの糞尿をためておく槽があっちこっちにあって、学校から注意されることは、自動車に気をつけることではなく、肥だめに落ちないように!と指導されていた時代でもあった。
その頃住んでいた団地がなくなるということは、なんとなく僕にとってはふるさとがなくなるようで、やや寂しい思いでいっぱいである。
確か、あの号棟にはあいつが住んでいた、またあの子もいたなぁ、そうそうこの公園でよく遊んだ、ここで一人キャッチボールして、その近くの窓ガラスをよく割ったななどとと昔の記憶をひもときながら、今日は少し歩いてみたのだ。
そして、まだ昔の建物が残っているうちに写真撮影もしてみたというわけである。