地震後の千葉県浦安市今川2011/03/23 16:15

大地震後の千葉県浦安市今川の様子
私の両親と妹家族が住む、千葉県浦安市今川に行ってきた。東関東大震災後、地面が液状化、さらに電気、ガス、下水道が使えなくなったところだ。
今回で2回目の訪問だったが、相変わらず、ガスと下水道は使えない状況で、飲み水や洗い物、トイレの使用を配慮した生活を今も続けていた。風呂にも不自由しており、現在は4日に1度、月島の銭湯に通っているという。

訪問する前に、何が必要か聞いたところ、突然の停電に備えての明かりを確保するために単一電池を希望していたので、さんざん探し回ったあげく、近所のダイソーにあったので購入。このほか、時節柄のおはぎとともにどら焼きといった甘味お菓子も持っていくことにした。

相変わらず、液状化の粉塵があたりをうめつくし、ホコリっぽい町になっていたが、両親たちの家はまだいい方で、少しその界隈を歩いてみたところ、門扉が崩れていた家や、玄関の石段が根こそぎ削られた家もある。両親の家は、約20mにつき25センチほど傾いただけですんだという。今日はその中で特にひどい惨状の家にテレビの取材が入っていた。

何より驚いたのは、電柱が曲がってしまい、電線が人の高さに近いところまで下がってきていたことだ。幸い電気は通っていたが、そんな影響からか夜、突然停電になることがあるらしい。

浦安といえば、東京ディズニーランドがあるが、娘の話によると大地震当日、キャストたちは、いつものゲストを迎える笑顔を絶やさなかったという。道化のようなメイクアップしているキャストは、泣いているのか、笑っているのかわからない様子だったということを、彼女の仲間から聞いたという。これは本当の話かどうかは不明です。