11月はアンジェリーナ・ジョリー2012/11/10 21:12

遅くなりましたが、11月のカレンダー(月刊誌「スクリーン」付録)は、アンジェリーナ・ジョリーです。「真夜中のカウボーイ」などに出演した、名優ジョン・ヴォイドの娘としての印象が僕には強い。一目見ただけで、紛れもないDNAを継承している顔立ちで、特に唇がセクシーで特徴的だ。
最初に見た映画は「トゥームレイダー」であった。原作がゲームという作品だ。しかし、もうこの時代の映画はほとんど熱狂的に見ていないので、ほとんど他の作品が思い浮かばないのが残念。
しかたがないので、ネットで検索してみたら、かなりのゴシップがあったことが分かる。
さらにナイフの収集家、そしてレズビアンだったとの記述も発見したが、今となれば、ブラッド・ビットと結婚し、福祉活動に熱心に取り組む大女優になったんだなと思いました。

10月はデカプリオなのだ2012/10/07 19:37

映画専門雑誌「スクリーン」の付録カレンダー10月は、レオナルド・デカプリオだった。これはちょっと意外。もっとクラシックなスターが登場すると思っていたのだ。
で、デカプリオの映画は見た作品が意外と少ない。「ロミオ+ジュリエット」と「タイタニック」、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」ぐらいか。
その中で印象に残っているのは、言うまでもなく「タイタニック」だ。船の舳先で彼女と一緒に十字を切るという「タイタニックごっこ」は、おもしろ半分でやった方もいると思う。
この男優、デブリやすそうなのだが、結構体型には気を遣っているなという印象ぐらいしかないくらいに、やや現代の映画を見ていない自分に気づいた。
今回のカレンダーの企画趣旨を自分勝手に想像すると、やはりこの後は「ダスティン・ホフマン」あるいは「アル・パシーノ」、「ロバート・レッドフォード」。女優であえば、「イングリット・バーグマン」、「ヴィヴィアン・リー」「ソフィア・ローレン」「カトリーヌ・ドヌーブ」ではないのかと勝手に思ったからだ。
さらに10月は僕の誕生月でもあるので、もう少し勝手なことを申し上げれば、チャップリンのライムライトに出演した「クレア・ブルーム」、フェリーニの道の「ジュリエッタ・マシーナ」、さらに「キャサリン・ヘップバーン」であれば、文句ありませんの方達で、僕にとっては、懐かしい思いにさせていただけるスターになる。う・う・う、残念でしたなのだ。
ということで、少し新しい映画を見ていこうかなと思った次第なのである。

9月は、ジョディ・フォスター2012/09/02 14:33

毎月恒例の映画雑誌「スクリーン」の付録カレンダーの9月はジョディ・フォスターだ。初めて彼女を見たのは、1976年公開の「タクシードライバー」(ロバートデニーロ主演)。ちょうど同じ時期に、子供らが大人の扮装で出演する「ダウンタウン物語」も見ている筈だが、後者の作品はほとんど記憶にない。
いずれにしても、なぜ話題になったのかというと、当時14〜15歳にもかかわらず、ものすごく大人びてセクシーだったからで、日本の映画雑誌にもその点がすごく強調されていたと思う。
その後、僕自身が映画館で映画を見に行く機会が減ったこともあって、ほとんど彼女の出演する作品を見ていなかったが、1988年の「告発の行方」、1991年の「羊たちの沈黙」といった話題作が公開され、この2本は見た。最近では2005年の「フライトプラン」を見たきりぐらいか。
彼女をめぐって気になっていたことは、戸籍上独身だが、2人の子持ちであることか。父親の名前は公表していない。さらにレズとの噂も流れたこともあり、非常に謎めいたプライベートの持ち主なのである。

8月はクリント・イーストウッドです2012/08/07 14:11

映画専門雑誌「スクリーン」の付録カレンダーのシリーズ。8月はクリント・イーストウッドでした。
多分一番最初に見た映画は「続夕陽のガンマン」だと思う。3本立て映画の1本で、フレッド・アステアの「あしながおじさん」がもう1本。残りは忘れた。
当初の印象は、セリフがほとんどない印象で、小学生の僕にとっては退屈だった。しかし字幕にあった「おれ良い奴」「オレ悪い奴」というのは深く記憶に留めることになった。
そのうちにテレビで「用心棒」「夕陽のガンマン」が吹き替えで放送されるようになって、彼のかっこよさが少しずつ理解できるようになったという思い出がある。
そして1970年代に入り、「ダーティーハリー」シリーズが始まる。映画館でみたのは「ダーティーハリー2」からだ。のちにテレビシリーズの「スタスキー&ハッチ」に出演されたデビッドソウルが出演したシリーズ。
この映画でマグナムのパワーを知った。またアメリカの刑事たちと犯罪者をとりまく法律の難しさを感じた。この映画が公開後、チャールズブロンソン主演の自警団シリーズがあり、これもアメリカの法律問題に疑問を投げかけたものだったと思う。
そのクリントイースウッドは、「バックトゥザフューチャー3」で名前が出てくるが、これはつまりアメリカにとってもヒーローみたいな存在なんだろうなと思い、ほほえましい。
これといった個性がないことが個性のような男優である。1930年生まれなので、もう82歳。いつまでもお元気に活躍していただきたいと思う。

7月はオリヴィア・ハッセーです2012/07/01 17:42

7月はオリヴィア・ハッセー。僕から見れば、彼女の最初で最後の代表作ともいえるのがフランコ・ゼフィレッリ監督の「ロミオとジュリエット」(略称=ロミジュリ)だな。実はこの後の作品はよく知らないのだ。
この「ロミジュリ」は彼女が17歳の時の作品で、ほぼ僕と同世代の男子ははまったと思うほど、大ヒットした。ウィリアム・シェークスピア原作の古典文学の映画化というだけで、当時は敬遠してしまう僕でしたが、だまされたと思って見てしまったら、古典ではなく現代劇を見ているような錯覚に陥るぐらいに、彼女たちの演技が自然だった。セリフは、原作のままなので、詩の韻律をもっていて、普通の会話ではないのだが、彼女たちから発信される、女の子や男の子の恋愛の演技が素直に直球で伝わってくるような感じだった。
これ以降の作品を考えると、「失われた地平線」「ナイル殺人事件」「復活の日」ぐらいしか思い浮かばない。近年「マザー・テレサ」という作品に出演したが、僕は未見。
このうち「失われた地平線」はミュージカルだ。彼女は出演していたが、あまり印象に残っていないが、この映画の音楽は好きだった。今もiPhoneに偲ばせています。
「ロミジュリ」で日本の男子ははまってしまっていたので、彼女の結婚話も、気になったことがある。初めはディーンマーティンの息子。その後、布施明さんですよ。この時は、聞き違えたのかと思ったほど驚いた。
そしてその後の消息はよくわからなかったが、再再婚したそうだ。
多分今は60歳を超えているだろうが、僕らの中で彼女はいまだに「ロミジュリ」のままでいるのが不思議である。